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グリザベラの館

グリザベラの館

シンポジウムに参加(1)

今日は医療系シンポジウムに参加してきました。

今回のは眼科じゃなくて内科系の内容です。

4人の先生方がそれぞれの専門分野を話されました。

↑実は、このうちのお一人は勤務先の顔見知りの先生で

【時間あったらおいで】

とお誘いを受けたんですよ。←話をふったのは私ですけど。

会場への参加者は、やっぱり年配者が多かったかな。



 一人目の先生は急性心筋梗塞についてでした。

癌は怖い病気ってことで、【早期発見・早期治療】を

心がけてる方が多くいらっしゃるけれど

それと同じくらい急性心筋梗塞の怖さもわかって欲しい

とはじめに話されました。

救急車が病院に着く前にお亡くなりになる(=いわゆる到着時心停止)は

その多くが心筋梗塞でそのあとにくも膜下出血が続くそうです。

加齢による動脈硬化が原因なのは仕方ないけれど

近頃は低年齢化が進んでいて30~40代でも狭心症や心筋梗塞に

かかる人が増えているそうです。後者の動脈硬化は粥状動脈硬化といって

コレステロールが原因の病的なものと言えるそうです。

それから狭心症と心筋梗塞の症状の違いや心臓の状態を調べる検査や

治療法について紹介されました。中でも治療法について詳しく

低侵襲な内科的治療の冠動脈インターベンションと

身体的負担の大きな外科的治療の冠動脈バイパス術について話されした。

冠動脈インターベンションって何のこっちゃ?

と思われるかもしれませんが、いわゆる

風船で血管を広げる【バルーン】と

金属の筒で血管の内側を固定する【ステント】のことです。

冠動脈バイパス術は開胸手術のため内科的治療よりも身体的な負担が大きく

入院日数も長くなるけれど、再狭窄とそれに伴う再治療の可能性が

少なくてすむそうです。



 二人目の先生はメタボリックシンドロームとキャベツダイエットについて

話されました。キャベツダイエットは何とみのもんたの番組でも

紹介されたそうです。

メタボリックシンドロームの診断基準としての第一条件は

ウェスト周囲(=へそまわり)であり男性は85cm以上

女性は90cm以上なんだそうです。

メタボリックシンドロームの方はそうでない方に比べ

心臓病発症のリスクが10倍以上になり、治療費は車2台分くらい

なんだそうです。

そうならないためにも食育が大事で、先生お勧めなのが

先生ご自身も実践されたキャベツダイエットです。

6分の1個の小玉キャベツを3cm×3cmざく切りにして

10分くらい時間をかけてよく噛んで食すると

脳の満腹中枢が麻痺するんだそうです。

またキャベツには美肌効果(ビタミンC)や痛風予防や健胃効果や

癌予防など期待されるそうです。


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